みそじで復活!!ミニ四駆改造奮闘記。

復活して一度は冷めたミニ四駆熱が再び走り出しました。

TZ-X始めてみる。TZ-Xの評判が悪いのはなぜ?シャーシの形状から考察。【奮闘記・第186走】

こんにちは。みそじでミニ四駆復帰しました お~ふぁくとりーです。

 

2019年末にまさかのスーパーTZ-X強化シャーシが再販されました。

これはフルカウルミニ四駆25周年を記念したものでして、サイクロンマグナムのクリヤーボディキットも発売されて再びTZ-Xの波が来るかなぁと思っておりましたが、期待したよりも熱を感じないままVZシャーシの到来により印象が薄くなった気がしています。

 

そもそもこのTZ-Xシャーシはレーサーの間ではあまり評判が良くないそうです。

私はいじったことがないのですが、たまたまVSに載せようと思っていたボディが上手く載せられなかったのをきっかけにTZ-Xに触れてみることにしました。

シャーシの特徴を分析してみます。

 


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準備したのはフルカウルミニ四駆25周年記念シャーシです。シャーシ裏に記念の刻印がされています。

 

TZ-XシャーシはTZシャーシの進化版という位置付けではあるのですが、追加された取り付け穴にも少し問題があります。

 


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FRPプレートを使って拡張しやすくするために前後に2つずつ取り付け穴が追加されました。

フロント部分はTZで空間であった部分を埋めて穴が追加されたのですが、薄くて弱そうです。それとバンパーをカットしたい場合、この取り付け穴の位置では使いづらい気がします。

リヤ部分もTZでは1点止めだったのを3点止めにして改造の幅は広くなりましたが、ただ穴を追加させたような印象で強度が弱そう。

VSシャーシのように軽量化を意識したシャーシですが、脆さをカバーするためにあちこち補強を施さないといけないのは本末転倒な気がします。

 


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リヤ部分の追加穴の影響でギヤカバーの大きさが小さくなりました。このようにTZのカバーでも少し削ると使えます。

問題点ばかりを上げてしまうとダメなシャーシと思われがちですが、良いところもあります。

先ほどの灰色のカバーですが、スーパーFMシャーシとTZシャーシ専用の超速ギヤセット(灰色)の物です。スーパーFMとTZには現行の3.5:1水色超速ギヤは使用できないのですが、TZ-Xには使用が認められているようです。

あくまでもタミヤ公認レギュレーションの話ですが、灰色超速のほうが欠けやすいので数少ないTZ-Xの利点と言えるでしょう。

 

今回の独自の分析でTZ-Xの評判が悪い理由が少しだけ理解できたのですが、

万人受けしない = いじりがいがある

シャーシなのだと思います。強度が弱い部分はあらゆる手を使って補強すればいいし、駆動が悪いならモーターやギヤ位置を見直してみればいいだけのこと。

最初からちょっとだけ電池落とししてある風なので個人的には好きなんだけどなぁ…

 

最新のVZもいいけど、今なら再販されて手に入りやすいのでTZ-Xも楽しんでみてください♪

以上、TZ-Xを分析してみたでした。

 

【今回使用しました25周年記念限定シャーシの詳細です】

 

フルカウルミニ四駆25周年記念 スーパーTZ-X 強化シャーシ (ブラック)

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そうそう、このTZ-Xがあまり広まらなかったのにはマシン展開の少なさも関係しています。現行ではバックブレーダーのような見た目のバニシングゲイザーのみです。

偉大なる名シャーシであるVSと同時期を駆け抜けたことも多少は関係があるのでしょうか。

どんなシャーシでも良いと言う人もいれば悪いと言う人もいます。結局は人それぞれの感じ方は違うということです。

今後は駆動もいじってみながら少しずつTZ-Xシャーシの良さを見つけていけたらなと思います。

今回は ここまで。

それでは みなさんも

レッツ エンジョイ ミニ四駆ぅ~っ♪