こんにちは。みそじでミニ四駆復帰しました お~ふぁくとりーです。
昨今のミニ四駆改造になくてはならないパーツとなったのはFRPやカーボンなどのプレート類。プレートを装着することでローラー規定幅105㎜以内にセットしやすいという利点もあります。一概にローラー規定幅いっぱいにセットすれば良いというものでもないのですが、ちょっとだけ困ったことがありました。
それは
17㎜ローラーのセット穴がない。
全くないわけではないのですが、大半のプレートには設定されていないのです。
たまたま改造中のレイホークガンマに使用しているローラーが17㎜でして、プレートを変更しようと思っていたら穴がないことに気づいたのです。
今回使用するプレートは珍しくHGカーボン。
こう置くとヒゲのように見えなくもないですよね。(ローラーはお目め…)
このプレートの設定穴はこのようになっています。
プレートが大きいので全てのサイズを網羅しているかと思いきや19㎜穴が2ヵ所ありました。19㎜ローラー人気ありますからね。
確かにこの並びでは13㎜穴に近づき過ぎてしまうので強度的にも難があったのかもしれません。
困ったときこそ工夫して乗り越えるのもミニ四駆改造の醍醐味。プレートもローラーも妥協したくないのでこのまま強行突破することにしましょう。
オレンジ◯で囲った穴を削って横に拡げる作戦です。
『穴を拡げちゃって大丈夫なの???』
はい。ちゃんと考えてありますのでまあまあ見ておくんなせい。
それでは 改造開始っ!
17㎜ローラーを幅104㎜に近づけたいので、19㎜穴を外側へ1㎜削るとちょうど良い塩梅になるはず。極小ダイヤモンド棒ヤスリでカーボンプレートを削ります。
(DAISOで3種セットで売ってます)
削るのは硬くもなく楽々です。
そして拡げた穴のままではローラーを固定できないので“金のハトメ”を使って穴を補強します。
あの昔からある軸受けに嵌めて使ってたちっちゃいやつですよ。。低摩擦樹脂(POM)の台頭ですっかり存在感が薄くなってきましたが
、意外と使える有能なパーツですよ(需要があるのでAOパーツで復活する噂も…)
するとこのようになります。ですが隙間があるのでハトメがズレてしまうんです。
この隙間は瞬間接着剤で埋めて一瞬で固めてしまいましょう。簡単ですね。
17㎜ローラー装着完了。
さて、作戦通り幅104㎜に近づけたのでしょうか。
約102㎜、、、、。
そんなバカな。思ったよりも広がっていないではないか。
あっ そうだった、ハトメにも若干の厚みがあるんでしたね。忘れました。
今回の場合ですと13㎜用の穴ギリギリまで拡げないとダメなようです。それか下の19㎜穴を拡げるか。
気が向いたらやり直すことにします(瞬着で固めちゃったのでとても面倒)
17㎜ローラー用の穴を加工してみる は以上です。
【今回の改造に使用したパーツの詳細です】
タミヤ ミニ四駆グレードアップパーツシリーズ No.498 GP.498 HG カーボンフロントワイドステー 1.5mm 15498 新品価格 |
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17㎜ローラーの需要が少ないこともあるのかもしれませんが、販売されているパーツなので専用穴があると嬉しいですね。
それとプレートに穴が沢山あるのでミニ四駆初心者の方は取り付け位置を間違えないようにご注意を。
ローラー規定幅いっぱいに設定するための専用穴ですので。タミヤ公認レースに出る方は覚えておいたほうがいいかも?
ローラー幅を調整したい場合の参考になればとても嬉しいです。失敗を恐れず思い立ったらチャレンジしてみてください♪
今回は ここまで。
それでは みなさんも
レッツ エンジョイ ミニ四駆ぅ~っ♪