こんにちは。みそじでミニ四駆復帰しました お~ふぁくとりーです。
先日完成したTZ-Xシャーシのレイホークガンマですが、その低いフォルムを眺めていると改めて走りに向いているマシンなのだ思いました。せっかくなので駆動出しもしてみることに。
思えば作ることに楽しみを覚え、走らせることがほとんどない“なんちゃってレーサー”となってしまいましたが、レーサー魂を蘇らせてくれる一台となるのでしょうか。
熱が冷めないうちに取り掛かりましょう。
改造 開始っ!
現状はどノーマルです。
昔ながらの片軸モーターシャーシの場合、駆動に大きく関係しているのが前後を繋ぐプロペラシャフト。
とりあえず中空軽量プロペラシャフトに交換します。
駆動を良くするためにはギヤの位置出しをしてブレをなくすのが大事だと個人的に思っているのですが、プロペラシャフトの場合はギヤの間隔を狭めてあげることで前後の動きを少なくするぐらいですかね… 狭め過ぎると動かなくなるので注意。
あとはギヤの角を少し落としました。
お次はモーターの力を直接伝えるカウンターギヤ。TZ-Xは水色超速ギヤを使用できるのでにこちらに変更。
カウンターギヤはボールベアリングをモーターピンで固定したフローティングギヤなるものを作ってみたい気がするのですが、今回はお見送り…またいつかの機会に。
でも少しだけ加工をします。
ギヤの軸部分をカットしてPOM(低摩擦軸受け)を挿入。
カットした軸部分の代わりに真鍮のローラー軸を使用します。横へのブレを限りなく少なくするために小ワッシャーで調整。
ギヤカバー側とPOMが接触する部分には絶縁ワッシャーを入れました。
※ちょっとわかりにくいですがこのように…
残りは駆動出しで1番重要だと思われるスパーギヤ部分。
スパー(黄色)とクラウン(ピンク)のギヤ間にある壁は取り除きまして代わりに1.5㎜アルミパイプを入れます。
スパーギヤと軸受けの間には小ワッシャーを1枚。ピンククラウンの外側から真鍮ローラー軸と歯を落とした紫ピニオンギヤで軽く抑えてあげます。
これで各ギヤのブレはほとんどなくなりました。
最後に本日の改造をおさらい。
※毎度見にくい図解、、。
このような順番でシャフトを通しました。
フロントのクラウンギヤはノータッチですが、ギヤと軸受けの間に小ワッシャーを1枚入れてあげるのもアリかもしれません。
TZ-X駆動出し改造は以上です。
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改造後に回してみましたが、今回のTZ-Xは始めからギヤの異音などはなかったので大きな差を感じることはなかったです。
ですがスムーズに回っている気がします。
ギヤをギッチギチにしてしまっても駄目ですし緩すぎても意味がないので調整がシビアなのですが、マシンを速くしたいレーサーの方はギヤをいじってみてはいかがでしょうか?
今回は ここまで。
それでは みなさんも
レッツ エンジョイ ミニ四駆ぅ~っ♪