こんにちは。みそじでミニ四駆復帰しました お〜ふぁくとりーです。
ローラーやギヤなどの回転する部分に使用することで摩擦抵抗の少ないスムーズな動きとなることから人気のボールベアリングですが、ミニ四駆初心者の方がまず着手する部分といえば軸受けではないでしょうか。
最近では低摩擦樹脂(POM)の発売なども注目されていますが、ボールベアリングの滑らかな動きは別格な気がします。
ボールベアリングにもいくつかの種類がありまして、
・AO.620ボールベアリング
・GP.丸穴ボールベアリング
・GP.六角穴ボールベアリング
・HG丸穴ボールベアリング
などが軸受けに使用できます。
高精度な620は厚みが少し大きかったり最新のHGベアリングの性能が気になったりするのですが、昔からレーサーの間で賛否両論であったり個人的な謎であった部分が
六角穴 と 丸穴
です。シャフトが六角なので形状を合わせたのが六角穴ボールベアリングの特徴です。シャフトの回転が確実にボールへと伝わります。
それに対し丸穴の場合はシャフトと形状が合っていないため、シャフトの回転がすべてボールへと伝わることなく丸穴内で空転していることが考えられます。
※GP.丸穴ボールベアリングの場合。
シャフトが接していない部分にクリアランスがあります。このことから適度な空転があったほうが速いのか常にボールを回転させるほうが速いのかの違いが考えられました。
いくら摩擦抵抗が減るといっても金属の玉ですからね。ミニ四駆ほどの大きさにとっては動きに変化があるのは間違いないでしょう。
今までは丸穴ばかりでしたのでこの機会に六角穴ボールベアリングを購入してみることに。
このパーツはラジ四駆用としてデビューしたそうですが、現在はミニ四駆用として販売が継続されています。
ホイールを外してノーマルからグレードアップ。
六角ボールベアリングの場合は黒色なので丸穴と区別されています。ボールベアリングの中では安価ではありますが、これだけで高級感が漂います。
シャーシに取り付けました。ベアリングの向きやシャーシの硬さによっては取り付けにくい場合があります。
ボールを封入するために表裏で形状が違うのでご注意。向きに指定はないのでお好みで。
使用してみた感想ですが、S2シャーシの場合はノーマルが昔ながらの金のハトメなので回転の差を大きく感じられました。ですが620ベアリングと比べてしまうとガタが大きく『こんなもんかなぁ…』というのが正直な感想です。
これから1つずつステップアップしていこうと思っているミニ四駆初心者の方には最適なパーツではないでしょうか?そこまでスピードを求めていないエンジョイレーサーの私には十分なレベルでした。
以上、“六角穴ボールベアリングを使用してみた”でした。
【今回使用しました六角ボールベアリングの詳細です】
タミヤ ミニ四駆グレードアップパーツシリーズ No.287 GP.287 ラジ四駆 六角穴ボールベアリング 4個セット 15287 新品価格 |
【その他のボールベアリングの詳細です】
タミヤ ミニ四駆 AO-1011 620 ボールベアリング 2個セット 94389 新品価格 |
タミヤ ミニ四駆グレードアップパーツシリーズ No.111 GP.111 丸穴ボールベアリング 4個セット 15111 新品価格 |
タミヤ ミニ四駆グレードアップパーツシリーズ No.519 GP.519 HG丸穴ボールベアリング 4個入 15519 新品価格 |
HGパーツとしてデビューしてから1年半ほどが経過しましたが、まだ購入していないのでどれくらいの精度があるのか気になるところです。
手に入れる機会があればご紹介したいと思います。
人によって効果の感じ方が違うのでどれが1番良いとは言えないのですが、ボールベアリングによって駆動が変わるのは間違いないです。
丸穴だけでなく唯一の六角穴である六角穴ボールベアリングも試してみてはいかがでしょうか?
今回は はここまで。
それでは みなさんも
レッツ エンジョイ ミニ四駆ぅ〜っ♪